2007年8月22日水曜日

日本のスパコンが進むべき道

以前、日本のスパーコンピュータ(以下、スパコン)がベクトルプロセッサに固執するあまり、袋小路に入ってしまっていることを指摘した。
国家プロジェクトであるスパコン開発では、その成果を多くの国民に還元する義務がある。
そこで、1億人のためのストレージサービスを提唱した。
これはこれで有効だと思うが、スパコンそのものではない。
では、スパコンはどうあるべきだろうか?
1つの道は東工大のTSUBAMEに見られる開かれたスパコンである。
しかし、スパコンはスパコンであるがゆえに、一般人が利用するのは難しい。
そこで、1億人のための仮想マシンを考えてはどうだろう?
全日本人(いささか乱暴だが赤ん坊まで含めて)に仮想的に1台のパソコンを供与する。
使わない人は他の人に使用権を譲与してもよい。
企業が研究開発したければ多くの人から利用権を集めればよい。
税金の結果が国民の副収入になるなら、いくらでも税金を払おうかという気になる。

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