2008年1月2日水曜日

納豆の容器

納豆の容器には発泡スチロールがよく使われる。
これが原油価格の上昇に伴い納豆の価格を上げているらしい。
しかし、納豆の容器には発泡スチロール以外も使われている。紙の容器もあるし、硬いプラスチック容器もある。
硬いプラスチックはトウモロコシが原料だと思う。しかし、その製造過程に石油由来の薬剤を使うとやはり値上げせざるを得ない。紙は基本的に再生可能だ。しかし、どちらも透明フィルムで覆う必要があるし、しょうゆやからしのパッケージも石油由来のプラスチックだろう。
利用者の立場からは、納豆をかき混ぜるとき破れないほうがよい。だから、紙や硬いプラスチック容器の方が便利だ。人によっては味気ないと感じるかもしれないが、慣れの問題だろう。
トウモロコシで容器を作ってもバイオエタノールで原料が高騰するので、将来性は低い。そうすると紙が最有力候補になる。
ただし、トウモロコシ以外の原料で容器を作れば問題ない。1つ有望だと思えるものは納豆自身である。納豆のねばねばから容器を作れれば、すべて大豆で完結する。しかし、大豆を容器に使うか食料に使うかは考えどころだ。

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