2008年1月22日火曜日

コンビニの機会損失

コンビニを利用していると欲しいものがないことが多い。
また、ユニバーサルサービスを謳いながら店によって品揃えが違う。
これは誰もが一度は経験していることだろう。
これは機会損失だ。ビジネスチャンスを失い、本来得られるはずの利益を失っている。
コンビニという狭い店舗における商品は限られている。その中で最大公約数的な品揃えをしている。利益を最大化するには最適化を最大にする必要がある。
顧客の全体集団に対して品揃えを用意するのは過去の戦略だ。
現在では、今の顧客に対して品揃えを用意する必要がある。つまり、時間軸に沿って商品を動的に配置する必要がある。
そのためのは顧客の振る舞いや動向を把握する必要がある。
そして、そのためには個人を特定する必要がある。
このためにポイントカードを利用できる。ポイントは負債になる。だから価格に転嫁する。
ポイントカードは客より店のほうにずっと大きな意義がある。
客にメリットがあるのは電子マネーなどだ。nanacoがその典型だろう。現金を扱う必要がなく、信頼性が向上し、決済がスピーディになる。
その上で、顧客の購買パターンを予測し、それに合わせた商品を入荷する。購買パターンから顧客の心理分析を行い、行動を予測する。
そこまでしないと利益を最大化することはできない。

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