2008年1月5日土曜日

My PC History (1) 序章

私のパソコン履歴は長いようで少ない。コンピュータに触れたのは高校からだ。入学した高校に当時としては珍しいパソコンクラブがあり、そこでコンピュータを知った。
当時の認識では「コンピュータでプログラムを作ればゲームができる」という程度のものだった。逆の言い方をすれば、ゲームをするためには自分でプログラムを組む必要があった。余り関心がなかったので覚えてないが、ゲーム専用機もあっただろう。しかし、特定のゲームしかできない専用機よりプログラムさえ作ればどんなゲームもできるコンピュータの方が魅力的だった。
当時はボードコンピュータとパソコンの端境期で、クラブにあったパソコンは(おそらく先輩の私物であった)Hitachi Basic Master Level 2だ。これで初めてBASICを学んだ。今の学校のように先生から学ぶのではなく先輩から受け継ぐような指導だった。最初はLET,IF,FORも何の役に立つのか全く分からなかった。それでもこれは大変役に立った。事実、大学に進学した後、プログラミングの授業についていけたのはひとえに高校時代からの蓄積があったからだろう。逆に、これで自分はプログラムができると勘違いしたかも知れない。今では、自分が大したプログラマーでないことを自覚している。上には上がいるものだ。
私が所有したパソコンは以下の通りだ。
 Commodore VIC 1001
 Sony SMC777
 NEC PC9801RA
 DOS/V(Iiyama製)
おそらく他の人に比べると意外なほど少ないだろう。経済的な理由で高価なパソコンは買えなかった。常に安い代用品を使っていた。
しかし、それでも初期のVIC以外にはずれはなかったと思っている。これらのパソコンは実に役に立ってくれた。

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