2008年1月28日月曜日

Eclipseの問題点

EclipseはOSSの標準IDEといってよいだろう。
JavaだけならNetBeansも考慮の対象となるが、C/C++も含めると他に選択肢はない。
Windowsアプリ開発なら有料のVisual Studioがよい。しかし、WebアプリやLinuxまで含めると他に選択肢はない。
つまりソフト開発でEclipseを無視することはできない。
しかし、Eclipseにも問題点がある。
1つは独特のUIだ。パースペクティブに慣れる必要がある。しかし、それはまだよい。
2つめはインストール方法だ。雑誌やWebの紹介記事ではいとも簡単にインストールしているが、これは初回だけだ。まず、日本語化、そして数多くの非標準モジュールを追加しなければ実用的な環境にならない。
最近ではAll-In-One-Eclipseが配布され、容易になってきたとはいえ、すべてのモジュールをプリインストールしているわけではない。
このインストールを初心者にさせるのはかなり厳しい。
初心者は限られたモジュールしか使わない、などというのは過去の話だ。今は初心者もいきなりプロなみのプログラムを書く。
初心者はコマンドラインからという考えの人もいる。どちらがよいかは主観と時間の問題だ。
Eclipseのモジュール管理は、ほとんど管理されていないといってよい状態だ。Eclipseプロジェクトのものは、一応整合性は取れているが、サードパーティのものはアドレスもまちまちだ。EclipseにもCPANのようなサイトが必要だ。
CPANがベストというわけではないが、少なくとも何もないよりよいだろう。

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